40歳のつみたて投資勉強ノート

ゼロからはじめた投資(ほぼ)初心者のメモ帳

iDeCoとつみたてNISAを同時に始めるときの組み合わせ

 

 

iDeCoとつみたてNISAを同時に始めました。

それぞれの特徴や違いは他のわかりやすいサイトにお任せするとして

私が悩んだのはスタート時に

 

どちらで何を購入すべきか?

 

ということです。

もちろん取り扱い商品や管理費用の違いなどはあるのですが

そもそも何を基準に判断すれば良いのか。

結論からいうと

 

つみてたNISAは安全運用商品(債券)を

iDeCoは積極運用商品(株式)を。

 

です。

以下考え方を整理します。

 

 

1.スイッチングの有無

例えばスタートからゴールまでポートフォリオを一切変えない運用であれば

iDeCoとつみたてNISAの枠はあまり考えずに

好きな商品のある方、管理費用の安い方や純資産の多い方なんかで決めてしまってもいいと思います。

 

しかし老後の貯蓄と考えれば、より損失の可能性が低い

「スタートは株式中心の積極運用とし、出口では債券中心の安定運用にする」

という運用がセオリーだと思います。

 

ここで問題になるのが途中でのファンドの変更

iDeCoは投資枠を減らすことなくファンドを変更(売却して新規に購入)する

「スイッチング」が可能です。

つみたてNISAはスイッチングができません。

つまり売却した分の非課税投資枠は失ってしまうということになります。

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金融庁HPより  つみたてNISAの概要 : 金融庁

 

 

 

投資枠を減らしたくない。

となると出口で保持する債券などの低リスク資産を、

投資開始当初からつみたてNISAで購入しておけば、ポートフォリオの調整時に非課税投資枠を

減らさなくてもよくなります。

 

ただしつみたてNISAは債券単体での商品がないため

債券重視型のバランスファンドの購入などで調整する必要があります。

 

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2.現金が必要になった場合のリスク

これは私にとってはおまけのような考え方ですが

iDeCoは60歳まで現金化できず、つみたてNISAはいつでも現金化できます。

もし現金がどうしても必要になった場合はイヤでも

つみたてNISAを売却することになります。

 

売却時の相場はその時にならなけらばわかりませんが

売却する商品がリスクの低い債券中心であれば株式に比べ

損失が発生しても小さくて済む可能性が高いということになります。

これもつみたてNISAを債券中心で構成する理由の一つです。

 

 

 

ちなみに私の場合は楽天証券を利用しており、

以下のようなポートフォリオを設定しました。

 

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具体的にはつみたてNISAは国内と海外の債券割合を考慮して

DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)

 (国内債券約45%、海外債券約20%)

とし、iDeCoではREIT新興国株も含んだ積極的なファンドを選択しています。

 

 

 ちなみに始めはこの本で勉強し始めました。

読みやすいです。ただおすすめファンドにアクティブが多く

そこの部分は引っかかりました。

いっきにわかる!  つみたてNISA&iDeCo (洋泉社MOOK)

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